2009 RA:Cup 第4戦 Endurance (フォーミュランド・ラー飯能 【26回目】)

金曜日にオファーがあり(笑)、急遽、RA：Cup 第4戦に参戦することになりました。

第4戦は60分耐久ということで、ご一緒頂くドライバーは塾長のI垣くん。
マシンはいつも通りにK歩ちゃんパパさんのをお借りしての参戦です。


雨降るなんて全くの想定外で、レインタイヤ用意してないのですが．．．(汗)

今まで参加した耐久と大きく違うところは、最低重量が規定されていること、給油時に3分止まる必要は無く出来るだけ早く行う必要があることです。

前日の夕方、ラー飯能へ行き重量の確認をしましたところ、13kgは積む必要がありました。
カートを始めてウェイト積むのは初めてですよ。(爆)
当日、厳密に重量確認をしたところ、10kgでギリギリ行けそうな感じでしたので3kg外すことに。


ここに6kg、


ここに4kg積みました

RA耐や3耐は3分止まるので、ペダルキットやジュニアシート取り付けに十分な時間がありますが、今回は迅速にやらねばなりません。
クルーは私1人ですので、ドライバー2人にも手伝って頂かないとです。(汗)
その他の整備で工場長のS巻さんがチェック走行をされたのですが、「タイヤがもうダメですね～」とのこと。
フロントは入らない、リヤは滑るとのことですが、RA耐に使いそのままのタイヤですので500～600Lapは使っているものですのでそんなものですよね。(汗)
交換するか悩みましたが、マシンオーナーさん、塾長さんとも相談し、そのまま行くことに。(爆)


いい感じでカサカサですよ(爆)


公式練習、塾長の腕を持ってしても34秒が切れないですよ(涙)

しかし、周りのチームはほぼニュータイヤ。
とりあえず公式予選は33.848秒でダントツのビリ。（涙）
トップからは約1.5秒遅く、一つ前のチームからも約0.5秒遅いです。
塾長のドライビングを持ってしてもこの結果ですから、ノントラブルで走り切ることを目標に頑張るしかないですね。


長男坊は速い人に引っ張って貰ってる感じですが、34.2秒がやっと


かなりギリギリの走りでタイムアップを目指しますが


33.848秒がやっとでした

言われるまで気にしていませんでしたが、実は長男坊のRA：Cupデビューレース。
今回は台数が少ない分、常連さんの速い人しかいませんので、レベルの高いレースに参加することが出来て本当に感謝です。
今まではチームメイトのM人くん、今回は別チームからの参戦でしたので、去年のARTA Challengeドライバーとの混走で学ぶべきことも多そうですね。

また、今日はI垣くんの仕事仲間のS木さんがレンタルスプリントへ参加。
カートに乗るのは3回目、ラー飯能は初めてということですが、マイカーでの走りはバッチリとのことで期待ですね。


何となく流れで参戦することになったというS木さん(笑)

先ずはレンタルスプリントの決勝から。
Group CのS木さん、訳ありでグリッドは最後尾からのスタート。
重量的にスタートは厳しい感じでしたが、公式練習が初走行だったとは思えない走りでどんどん追い上げます。


先ずは1台パス

その後も快調に飛ばし、前方のアクシデントもありでどんどん順位を上げます。


この走り、カート3回目とは思えないですね

終始安定した走り、且つどんどんタイムアップして行き2位でチェッカー！！
見応えのあるレースでしたので、こちらも頑張らねば。


2位でチェッカー！！


タイムも良い感じにアップしてました～

いよいよRA:Cup第4戦のスタートです。
ルールとしてドライバーチェンジを2回行わなければなりませんので、20分の3スティントで行く作戦。
I垣くん→長男坊→I垣くんで考えていたのですが、塾長の粋なはからいで(笑)スタートとゴール共に長男坊がやるのが良いでしょうとのこと。
今回のレースは育成重視ということで、長男坊→I垣くん→長男坊で行くことに。

公式予選では最後尾ですが、ルール上前レースで表彰台に上がったチームは後ろからのスタートとなりますので、グリッドは5番目。
ポールポジションはチーム耐久レジェンドのM人くん。
2番手はチームイニシャルＺのM川さん、3番手はチームTeam X-ray のO佐野さんと強豪且ついつもお世話になっている方達。


常連さんの速い人達ばかりですよ～(汗)


こんなメンバーの中に居ていいのだろうか．．．


一応、頑張ります～！！

どう考えても妖怪通せんぼじじい状態になりそうな予感。(激汗)
因みに、妖怪通せんぼじじいとは元F1ドライバー（1978年～1989年）のルネ・アルヌーのこと。(笑)
フランス人としてはアラン・プロストに次ぐ功績の持ち主で1983年～1985年にはフェラーリに乗っていた実は偉大なドライバー。
しかし、こんなあだ名を付けたことで中嶋悟選手の怒りに触れたらしいです。

と、そんな話は置いといて(爆)、決勝がスタートです。
スタンディングスタートは慣れてますので、軽さを活かし4番手に浮上。


良い感じのスタート


1コーナーへは3番手に上がれそうな勢いでしたが


4番手で落ち着きます


オープニングラップは4番手

いや～、ここからが問題ですよ。(汗)
ラップタイムは激遅ですので、完全に通せんぼじじいに化しちゃってて．．．。


突かれまくりで～す


2ワイドでダンロップ手前を進入


軽さとイン側のポジションを活かし前に出ますが、加速が悪いラインですので


並ばれかけますが、最終コーナーは加速し易いラインで何とかポジションをキープ


ひたすら突かれます(汗)


いや～、完全に動くパイロン状態な気が．．．。


一応、ベストを更新して33.898秒までタイムアップ、塾長の予選タイムまであと0.05秒！？

だんだん苦手な箇所が皆さんにも気付かれ始め(汗)、同じところでパッシングされてます。
フロントの入りが悪く、リズムとラインを少しでも外すとアンダーになってしまうようで、そこをしっかり突かれますね。
高速コーナーも外に逃げていくらしく、ハンドル切り足すか、アクセルを若干戻すかしなければならなかったようで、どうしてもそこで失速してしまうようです。


ここで並ばれてしまうんですね～


同じ速度で突っ込むとこんな状態(汗)

しかし、速い皆さんに付いて行こうとスクールで学んだことを思い出しながら、タイヤのグリップを大事に使うよう心掛けたようで、これ以上ない復習の場となったようです。
ですが、周りの皆さんにはかなり想定外な状況だったのではと思うと、申し訳ない気持ちもあり．．．。(汗)
戦略が総崩れだったのではないでしょうか。


M人くんとお見合い？！(笑)


相手がKXですと加速でのアドバンテージがありませんので、ブレーキングで勝てる訳ありませんって(苦笑)

20分経過でそろそろドライバーチェンジですが、I垣くんともう少し走らせちゃいましょうということに。(笑)
後ろから突かれ続けてますので、後ろからのプレッシャーに耐えることや競り合いの駆け引きを学ぶには絶好の機会ですよと塾長の思惑があったりで、一通り抜かれ終わったところで(爆)ピットインのサインを出します。

今回はペダルを止めるボルトをクリップ止めにし、シートもジュニアシートは使わずにマットを入れるだけにしましたので、ドライバーチェンジは比較的迅速に行えたのではと思います。
ここではジュニアキットを外すだけですので、付けるよりロスが少ないことから給油はせずにI垣くんへ交代。
この時点で25分が経過、塾長の追い上げに期待です。


前方はクリアな状態でコース復帰


快調に飛ばしてくれていますが、10kgは効いてますね(汗)

3スティント目の走り方について長男坊と話していてコースから目を離していたのですが、前との差がどんどん詰まって行ってることに気付きました。
モニターを確認しても劇的にタイムが上がっている訳ではありませんが、確実に差が詰まっています。
おそらく周りのチームもタイヤがきつくなって来て、ペースが上がらなくなったのではないかと。
遂には追い付き、2台をパス！！
流石は塾長ですね。


いつの間にか前車にピッタリ。


2台をパスしてガッツポーズ！！


タイムは本日のベスト更新で33.810秒

最後のスティントは長男坊、ドライバーチェンジ、給油を済ませコースへ。
レース後半、タイヤも厳しくなりペースが落ち始め、またトラブルに見舞われるチームもありでまだまだ勝負の行方は分からない状態に。
この時点でのトップはチームBC改、2番手はチームイニシャルＺ、3番手はチーム耐久レジェンド。
チーム名栗の夜Petitは5番手で、6番手のTeam Hanaken'sとの差は1Lap＋数秒。
残り13分ですので、1周1秒遅くても抜かれない計算。
その前に、抜かれなければ1Lapのマージンがあることになりますので出来るだけ踏ん張って5番手は守りたいところです。


Team X-rayがチェーン外れでストップ、Y崎さんが押してピットへ


トップのチームBC改とのバトル


周回遅れですが、アルヌーばりの通せんぼじじい状態(汗)


しかし、大して持たずしてここで抜かれます


2番手争いのチームイニシャルＺとチーム耐久レジェンド

いよいよファイナルラップ。
直後には6番手のTeam Hanaken'sのマシンが居ましたが、何とか押え切り5位でチェッカー。
Team Hanaken'sは第2戦で3位表彰台に上がってるだけに、かなりイライラだったかと思いますがお許しください。(汗)


ファイナルラップに突入


最後まで突かれまくりです


何とか5位でチェッカー！！

参加台数が少なかったため5位でも入賞とはならず表彰式には出られませんでしたが、レンタルスプリントで2位に入ったS木さんが表彰台へ。
因みに1位のお子さんは11才とのこと。
ということで、T誉く～ん、レンタルスプリントが待ってますよ～。(笑)


S木さん、初走行で2位表彰台は素晴らしいです！！

と、急遽参加でしたが、本当に楽しく勉強になるレースでした。
周りの方にはかなり邪魔くさかったかと思いますが、今後も鍛えてやってくださいませ。

そして、急いで片付けて中井へ向かったのでした。(爆)

コメント 6

レースお疲れ様でした！
今回もパートナーになって頂きありがとうございました！
写真かっこよすぎですｗ
by tommy (2009-07-22 20:20) 

いや～ホント戦闘力の低すぎるマシンで申し訳無いです。
エンジンはダメダメ、フレームはヨレヨレ･･･それに加えてレースではラー耐落ちという有り得ないタイヤと10キロウエイト。そんなんでレースしろってのが･･･（爆死）

でも2人とも良くやってくれました。
しかも凄まじすぎるスケジュール（苦笑）でなんだかこれも申し訳無いっす。


by かほ＆ゆい＆りさ父 (2009-07-22 23:31) 

> tommyさん

こちらこそ毎度ですがお世話になりました。
やはり塾長とのレースは勉強になりますね！！
またの機会には懲りずによろしくお願いしま～す。
by かいまお (2009-07-22 23:59) 

> かほ＆ゆい＆りさ父さん

いえいえ、ホント参加させて頂き感謝です。
今シーズンはRA:Cupに出れたらと思っていましたが、ドライバーの力量とマシンの問題で躊躇していましたので。

例の作戦で次こそは！！
あと、速いマシンを見てて気になったことがありますので、これも近いうちに。(笑)
by かいまお (2009-07-23 00:03) 

幻のレンタルスプリント第一戦のエントリーフィー払い込んだまま、休眠状態のＴ誉、の父です。お久しぶりです。
息子の名前が出てたのでお邪魔しました。

やっと今週、お医者様から家の中なら装具をはずして松葉杖無しに歩いて良いとのお許しが出ましたが、９／６のレンタルスプリント最終戦エントリーは微妙なところ。
目標はよくばりレース・ウィンターシリーズですかねー？

また彰悟先生のレースでお会いできるのを楽しみにしてます。


by 虎の父 (2009-07-25 04:34) 

> 虎の父さん

先月の富士はお疲れ様でした。
T誉くん、順調に回復されているようで何よりです。

そうなんですよね～、レンタルスプリントの最終戦は早いんですよね。
9/6はBSキッズと併催ですので、体調が間に合えば盛り上がると思いますよ～。

また、近々お会い出来るのを楽しみにしております。
by かいまお (2009-07-26 00:52)