我が家のエンジン [メンテナンス]
APGでの初焼付きを機会に(笑)、覚書しておきます。
元々1機(EC04EA-2 07モデル 通称赤エンジン)のみだった我が家のエンジン。
今シーズンはスバルキッズ参戦ということで、中古で予備機(YEC04 通称青エンジン)を入手し2機体制としました。
新品は綺麗でしたね~(笑)
赤エンジンは去年の10月に新品から慣し始め、年明け辺りから徐々に調子が上がって来ていました。
青エンジンを入手したのは今年の2月頃。
勿論、メインが赤エンジンで青エンジンはサブと考えてましたが、青エンジンの調子がメチャメチャ良く、回転数的には赤エンジンも負けてませんがトルクは青エンジンが上回っている感触で、ラー飯能のタイム比較では0.2~0.3秒速いんです。
ドライバーも「青の方が全然速い」と言います。
慣らし中の赤エンジン
中古で買った青エンジン
ということで、スバルキッズのメイン機は青エンジンにすることにしました。
赤エンジンは練習用兼サブ機。
決して調子が悪いわけではありませんので贅沢なサブ機ですね。(笑)
そんな状況でスタートした今シーズンでしたが、8月の後半に青エンジンから異音が。(汗)
バラして確認したところ、CDI取付け部分が割れてしまっていました。
直すにはクランクケースを交換するしかありません。(涙)
しかし、青エンジンが好調なのは腰下も良いからだろうと思っていましたので、シーズン中にクランク周りをバラすことを躊躇していました。
割れました(涙)
割れた破片
ですが、もしかしたら腰上が支配的で、腰下はむしろ新型の赤エンジンの方が良いのかもしれないと思い、青エンジンの腰上(ピストンとシリンダー)を赤エンジンに移植して様子を見ることにしました。
赤エンジンの腰上解体中
ピストンが外れ解体終了
割れた青エンジンのクランクケースはダメもとでエポキシ系パテ(バイクパーツショップで店員さんとあれこれ議論し選んだのがDAYTONA メタルコピー・アルミスティック)で補修しましたが、取付け位置が多少ズレ、点火時期が変ってしまう可能性があるらしく、レギュ的に微妙とのことでしたので練習用に格下げです。
このパテを使用しました
まずはこんな感じで復元
少しパテ盛りが少ない?
やっぱり心もとないので
フライホイールを外し
たっぷり盛っておきました(笑)
さて、青エンジンの腰上を移植した赤エンジンの調子ですが、悪くは無いのですが絶好調という感じでもありません。
ドライバー曰く「移植前とほとんど変わらないか若干速いかな~」と。
壊れる前の青エンジンと比べたらどお?と聞いたところ「う~ん、同じぐらいに感じる気もするけど、トルクが無い気もするし、よくわからない」とのこと。
青エンジンの腰下をバラして調子が戻る方に賭けるか、遜色ないように感じる赤エンジンの腰下+青エンジンの腰上で行くか。
リスクの少ない方ということで、後者を選択しました。
補修した青エンジンの腰下には赤エンジンの腰上を組み練習用に。
スバルキッズ第5戦APGの前日練習、朝の1時間は下赤上青のメイン機の調子を確認したところ、さほど悪くはありませんが、周りはもっと調子が良いようで、うちよりも1000rpmは回ってます。(汗)
我が家には隠し玉はありませんので、これで行くしかありません。
夕方は下青上赤のサブ機で練習を始めたところ、たったの3ラップで補修したパテが割れてしまいました。
やはりこちらをメインにしないで正解でした。
パテはかなりモリモリに盛ったのですが、パテとクランクケースの接合部が剥れてしまった感じでしたので、振動には耐えられませんでした。
パテを盛る面はパーツクリーナーで掃除、キチンとペーパー掛けもし、広い面で接着するようにはしたのですがダメでしたね。
APGのレースではメイン機も焼けてしまいましたので、2機ともに終了です。(涙)
しかし、メイン機はピストンを譲って頂きシリンダーを元に戻して何とか復活。
スバルキッズ最終戦までにはピークに持って行きたいところです。
サブ機となった青エンジンですが、シリンダーは使えそうですので、思い切ってクランクを解体してみました。
クランクケースを開けました
分解、組立は思っていたより簡単。
気を付けたのはベアリングの組み込み。
抜く時も入れる時もハンマーでは叩かずにプーラーでゆっくり作業しました。
ケースの合せも確認しながら出来る限り芯がズレないように注意してみました。
プーラー使って押し込みます
ケースは部品取り程度に入手しておいたエンジンが大活躍。(笑)
ベアリング、オイルシールは元のを使いましたが、ベアリングがイマイチ重いような...。
こんなベアリングで13000rpmも回っていたのか~と妙に感心してしまいました。
フロントホイールやクラッチ、リヤシャフトのベアリングに比べたら感触的にイマイチですが、こんなものなのだろうか。
ゴロゴロ感はありませんし、サブ機なのでこのまま行っときましょう。(笑)
クランクケース交換完了
ピストン組み込み中
ということで、復活しました青エンジン!!
メチャメチャ調子良かったらどうしよう~。(爆)
まぁ、それは無いでしょうね。(汗)
元々1機(EC04EA-2 07モデル 通称赤エンジン)のみだった我が家のエンジン。
今シーズンはスバルキッズ参戦ということで、中古で予備機(YEC04 通称青エンジン)を入手し2機体制としました。
新品は綺麗でしたね~(笑)
赤エンジンは去年の10月に新品から慣し始め、年明け辺りから徐々に調子が上がって来ていました。
青エンジンを入手したのは今年の2月頃。
勿論、メインが赤エンジンで青エンジンはサブと考えてましたが、青エンジンの調子がメチャメチャ良く、回転数的には赤エンジンも負けてませんがトルクは青エンジンが上回っている感触で、ラー飯能のタイム比較では0.2~0.3秒速いんです。
ドライバーも「青の方が全然速い」と言います。
慣らし中の赤エンジン
中古で買った青エンジン
ということで、スバルキッズのメイン機は青エンジンにすることにしました。
赤エンジンは練習用兼サブ機。
決して調子が悪いわけではありませんので贅沢なサブ機ですね。(笑)
そんな状況でスタートした今シーズンでしたが、8月の後半に青エンジンから異音が。(汗)
バラして確認したところ、CDI取付け部分が割れてしまっていました。
直すにはクランクケースを交換するしかありません。(涙)
しかし、青エンジンが好調なのは腰下も良いからだろうと思っていましたので、シーズン中にクランク周りをバラすことを躊躇していました。
割れました(涙)
割れた破片
ですが、もしかしたら腰上が支配的で、腰下はむしろ新型の赤エンジンの方が良いのかもしれないと思い、青エンジンの腰上(ピストンとシリンダー)を赤エンジンに移植して様子を見ることにしました。
赤エンジンの腰上解体中
ピストンが外れ解体終了
割れた青エンジンのクランクケースはダメもとでエポキシ系パテ(バイクパーツショップで店員さんとあれこれ議論し選んだのがDAYTONA メタルコピー・アルミスティック)で補修しましたが、取付け位置が多少ズレ、点火時期が変ってしまう可能性があるらしく、レギュ的に微妙とのことでしたので練習用に格下げです。
このパテを使用しました
まずはこんな感じで復元
少しパテ盛りが少ない?
やっぱり心もとないので
フライホイールを外し
たっぷり盛っておきました(笑)
さて、青エンジンの腰上を移植した赤エンジンの調子ですが、悪くは無いのですが絶好調という感じでもありません。
ドライバー曰く「移植前とほとんど変わらないか若干速いかな~」と。
壊れる前の青エンジンと比べたらどお?と聞いたところ「う~ん、同じぐらいに感じる気もするけど、トルクが無い気もするし、よくわからない」とのこと。
青エンジンの腰下をバラして調子が戻る方に賭けるか、遜色ないように感じる赤エンジンの腰下+青エンジンの腰上で行くか。
リスクの少ない方ということで、後者を選択しました。
補修した青エンジンの腰下には赤エンジンの腰上を組み練習用に。
スバルキッズ第5戦APGの前日練習、朝の1時間は下赤上青のメイン機の調子を確認したところ、さほど悪くはありませんが、周りはもっと調子が良いようで、うちよりも1000rpmは回ってます。(汗)
我が家には隠し玉はありませんので、これで行くしかありません。
夕方は下青上赤のサブ機で練習を始めたところ、たったの3ラップで補修したパテが割れてしまいました。
やはりこちらをメインにしないで正解でした。
パテはかなりモリモリに盛ったのですが、パテとクランクケースの接合部が剥れてしまった感じでしたので、振動には耐えられませんでした。
パテを盛る面はパーツクリーナーで掃除、キチンとペーパー掛けもし、広い面で接着するようにはしたのですがダメでしたね。
APGのレースではメイン機も焼けてしまいましたので、2機ともに終了です。(涙)
しかし、メイン機はピストンを譲って頂きシリンダーを元に戻して何とか復活。
スバルキッズ最終戦までにはピークに持って行きたいところです。
サブ機となった青エンジンですが、シリンダーは使えそうですので、思い切ってクランクを解体してみました。
クランクケースを開けました
分解、組立は思っていたより簡単。
気を付けたのはベアリングの組み込み。
抜く時も入れる時もハンマーでは叩かずにプーラーでゆっくり作業しました。
ケースの合せも確認しながら出来る限り芯がズレないように注意してみました。
プーラー使って押し込みます
ケースは部品取り程度に入手しておいたエンジンが大活躍。(笑)
ベアリング、オイルシールは元のを使いましたが、ベアリングがイマイチ重いような...。
こんなベアリングで13000rpmも回っていたのか~と妙に感心してしまいました。
フロントホイールやクラッチ、リヤシャフトのベアリングに比べたら感触的にイマイチですが、こんなものなのだろうか。
ゴロゴロ感はありませんし、サブ機なのでこのまま行っときましょう。(笑)
クランクケース交換完了
ピストン組み込み中
ということで、復活しました青エンジン!!
メチャメチャ調子良かったらどうしよう~。(爆)
まぁ、それは無いでしょうね。(汗)
エンジンに関しては相変わらずなにもわかってませんが(爆死)
でも、みなさん凄いですよねぇ~。うちなんか結局スタンド上でも13000回転回ってるなんて見たことないっすよ(爆)
それよりも上の領域で戦っているんだから、ホントみなさん凄いっす。
かいまおさんも腰下分解するなんて俺の想像の世界を遥かに超えてます(笑)
俺なんて腰上だってやったことないのに、もし腰下分解して組み上げてなんてやったら最初の一回しでブッ壊れる可能性500%ですから(爆死)
最終戦の大井松田も今のエンジンがトラブルなく走ってくれることを祈ってますよ~!
by かほ&ゆい&りさ父 (2008-11-11 00:34)
> かほ&ゆい&りさ父さん
まずはエンジンかかるのかが最大の難関だと思ってましたが、一発始動はかなり嬉しかったです。
腰下、"ただ組むだけ"(爆)ならいけますよ。(笑)
ベアリングとオイルシールは肝だと思いました。
問題はマイエンジンでのレースが残り1戦というところで、やっとこ腰下の分解、組立をマスターした親父メカのスキルでしょうか。(汗)
by かいまお (2008-11-11 08:48)